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グラベルロードバイクに手袋・グローブは必要?どうやって選べば良い?
ロードバイクやMTBでは使うユーザーが多いサイクリンググローブ(自転車用手袋)。グラベルロードバイクでもサイクリンググローブはあったら便利なアイテムです。
更新日: 2023.7.6公開日: 2023.1.17
目次
サイクリンググローブ(手袋)の役割
グリップ力を高める
サイクリンググローブは、ハンドル・ブラケットと素手の間に入って、摩擦を高めることで、グリップ力を高めてくれます。
最初は「ちょっと乗ったくらいで握力なんて関係ないでしょ」と思うかもしれませんが、50km、100kmと走っていくと、慣れるまでは最後の方はフラフラで手に力が入らなくなります。
グローブをすることで、こうした手に力が入らなくなる状況を緩和することが出来ます。
防寒対策
夏場のライドではグローブがあってもなくてもあまり影響はありませんが、冬場のライドは全く違います。グローブをしないでライドをすると、前から吹き付ける氷のような冷風ですぐに手がガチガチに凍えてしまいます。
手が凍えてしまうと、シフトチェンジが出来ないだけでなく、ブレーキもしっかり握れなくなってしまうので、事故のリスクが高まってしまいます。
冬場のライドについては、サイクリンググローブでなくても、100円均一で売っているような作業手袋や軍手でも良いのでつける必要があると思って良いでしょう。
汗対策としても使える
グラベルロードバイクに限らず、スポーツ自転車に乗ると意外と手に汗をかきます。また、ロングライドになれば、頭や顔から落ちてくる汗がそのままバーテープに染み込むなんてこともあります。
バーテープに汗が染み込むのは匂いの元になりますし、衛生的によくないので、グローブで汗を吸収して、毎回洗濯するようにすれば、バイクを綺麗に保つことが出来ます。
また、サイクルグローブで意外と使えるのが、顔の汗を拭う時。ライド中は、タオルを首に巻いて走ることも難しい(風で飛ばされそうになる)ですし、サイクルジャージをきている時は袖や裾で汗を拭うのも限界があります。
そうした時に、サイクリンググローブの甲の部分でちょっと汗を拭うことが出来るのは意外と便利です。
グラベルロードバイクに手袋・グローブは必要?
街乗りの時は不要
グラベルロードバイクを街乗りの自転車として使う方は、基本的にはサイクリンググローブや手袋がなくても問題ありません。
ただし、冬場はちょっと走っただけでも手がガチガチに冷えてしまうので、作業手袋や家にある軍手でも良いので何かを装着した方が絶対良いです。
まずは軍手や作業手袋で初めてみて、必要だと思ったらサイクリンググローブを購入するという段階を踏んでも良いでしょう。
サイクリングやグラベルライドをするなら必須
グラベルロードバイクでサイクリングやグラベルをライドするのであれば、グローブは必須と言っても良いでしょう。この場合、手袋ではなく、最初からサイクリンググローブを買うことをお勧めします。
特にグラベルライドの場合、急な段差や坂道でハンドルやブラケットをしっかりと握る必要があるので、グローブがあるとないとでは手の疲れが全く違います。悪路であるグラベルは、ハンドルで手を滑らせると大事故になりかねません。
事故を防止するという意味でも、グローブに投資をするのは悪くない選択肢と言えます。
また冬場のライドとなると、防寒をしっかりしたサイクリンググローブでないと、手が凍えてライドどころではなくなるので、夏用にはハーフフィンガーグローブを、冬用には防風・保温性能が高い冬用グローブをと、2種類持っておくのがベストです。
グラベルロードバイク用のグローブの選び方
ベースはハーフフィンガーのクッション付きグローブにしよう
ハーフフィンガーのサイクリンググローブは春から秋まで長い間使うことが出来るので、一つ持っていると非常に重宝します。
グラベルロードバイク用に選ぶ際は、手のひらにクッションがあるグローブを選ぶようにしましょう。クッションがあることで、グラベルでの段差や悪路で生じる振動による手の疲れが軽減出来ます。
少し厚みが出てしまう場合もありますが、ペラペラのものよりも振動吸収がある方がグラベルロードバイクには最適です。
グラベルを走るならカラー選びも重要
デザインについては好みですが、悪路を走ることを想定するなら、ホワイト、オレンジ、イエローなどの派手目のカラーのものだと、グラベルでは洗濯で落ちない汚れがついてしまう可能性があるので、避けた方が良いでしょう。
また、林道や獣道など自然の中を走るグラベルライドでは、イエロー・オレンジなどの蛍光色は、虫が寄ってくるというデメリットもあります。ちょっと休憩していたら虫が集まってきた・・・というのは辛いので、避ける方が良いでしょう。
グラベルシーンではブラックやダークブラウンなどの落ち着いたカラーのウェアを着ることが多いので、ウェアとコーディネートするのも良いでしょう。
冬場用のグローブには投資をしよう
冬場のライドをするとわかりますが、気温10度を切った日のライドでは手の凍え方が尋常ではありません。グラベルを走るとなると、開けたサイクリングロードよりも日陰にいる時間が長いので、冬用のしっかり防寒できるグローブを選びましょう。
防寒用グローブはたくさんありますが、薄いのにしっかり防風できるGORETEX素材のグローブを選ぶと、まずハズレがありません。
冬用のサイクリンググローブはお値段がかなりしますが、冬場にライドをするのであれば、絶対に投資した方が良いアイテムです。
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