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軽量化も!グラベルロードバイクに最適なビンディングペダルまとめ

グラベルロードバイクのビンディングペダルはロードバイクとは違った観点で選ぶ必要があります。しかも、ビンディングペダルの選び方次第で重いグラベルロードバイクの軽量化に繋がることもあるため、コスパの良いカスタマイズです。

更新日: 2023.10.26公開日: 2022.10.12

グラベルロードバイク用のビンディングペダルを選ぶ際のポイント

足をつく前提にしておく

ロードバイクで走行している際は、信号待ちや休憩の時くらいしか足をつきませんが、グラベルロードバイクでグラベルなどの悪路を走行する際は、路面状況によっては足をついてバランスを取るシーンがあります。

そうした状況を考えて、ペダルからの脱着がしやすく、シューズも歩きやすい、足がつきやすいシューズを選ぶのがベストです。

重量にも注意しよう

シマノのSPDなど歩きやすいクリートを採用するビンディングペダルは、MTB向けなどの頑丈なモデルが多く、重量もエントリーモデルだと400gくらいとかなり重め。

ロード向けのシマノSPD-SLペダルやLOOKのKEOシリーズなどは、エントリーモデルでも300g台、上位モデルなら200g台後半ですから、ロードと比較するとペダルだけでも100gほど重くなってしまいます。

軽量なビンディングペダルを選ぶことで、車体重量を100gほど軽量化が出来ると考えたら、軽量化のコスパは良い方です。

グラベルを走るならSPD-SLではない方が良い

ロードバイクのビンディングペダルといえば、シマノのSPD-SLが定番。SPD-SLは固着力が強く、踏み面が広いためパワーがしっかりと伝わり、しかも軽量というメリットがあります。

しかし、グラベルなどの悪路を走る際は、滑ってバランスを崩して足をついたり、トレイルを押して登ったり、バイクを担いだりするシーンもあります。そう考えると固着力が強すぎるのは逆効果です。

また、SPD-SLはクリートが剥き出しのプラスチックで歩きづらくて強度が弱いので、泥が詰まったり、滑ったり、クリートがすぐに摩耗してしまうなど、デメリットも多くあります。

グラベルロードバイクに最適なビンディングペダル

シマノ PD-ES600 (279g)

シマノのSPDビンディングペダルのうち、ロードのULTEGRAグレードのモデル。

MTB向けのSPDペダルは重量が400gほどのモデルが多い中、PD-ES600は片面キャッチなどパーツの軽量化で重量が270gとロード用のSPD-SLペダル並みに軽く仕上がっています。

SPDクリートに対応するので、シューズが歩きやすく、それでいてしっかりと軽量化とパワー伝達力を備えている点が大きなメリットです。

シマノ PD-A600 (286g)

ロードのULTEGRAグレードのSPDビンディングペダル。上位モデルのPD-ES600よりはやや重いですが、PD-ES600と比較して30%ほどやすいコスパが魅力。

現在は終売したモデルとなっているため基本的に中古を探すことになるため、入手性が低いのが難点。

Crank Brothers CANDY1 (294g)

シマノのSPDに似たクリートを採用するCrank Brothersのビンディングペダルのうち、トレイルライドに最適なエントリーモデル。重量はやや重いですが、それでも300gを切る軽量なビンディングペダルです。

カラーバリエーションが豊富で、バイクのカラーに合わせてカラーコーディネートが出来る点も魅力の一つ。

グラベルロードバイクの軽量化ガイド

ロードバイクに比べて車体重量があるグラベルロードバイクを軽量化してロードバイクのような乗り心地にするための軽量化ガイドです。

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