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グラベルロードのパンク修理方法とオススメの修理キットまとめ
グラベルロードバイクで悪路を走るとパンクリスクはロードバイクより高くなります。そんなグラベルロードバイクのパンク修理方法とオススメの修理キットを、タイヤのタイプ別にまとめました。
更新日: 2023.10.26公開日: 2022.10.27
タイヤのタイプ別、パンク修理方法
クリンチャータイヤ(チューブド)の場合
クリンチャータイヤ(チューブド)の場合は、パンクの要因がどこにあるかで修理が出来るかどうかが決まります。
ロードバイクではパンクの原因はチューブ自体に穴が開くことが多いですが、グラベルロードバイクの場合は悪路を走ることが多いため、タイヤ自体に穴が開くこともよくあります。
チューブに穴が空いた場合は、出先ではチューブの交換がベスト。自宅等で修理をする場合は、ブチルチューブであれば、市販のチューブ用パンク修理パッチをつければ普通にまた使うことが出来ます。
出先での修理を考えたら、貼るだけで修理が出来るPanaracerのイージーパッチキットがオススメです。
ラテックスチューブの場合は、古いラテックスチューブを切って上からゴムのりで貼ればOKです。こちらもまた普通に使うことが出来ます。
タイヤ自体に穴が空いた場合は、チューブレスならシーラントやチューブレス補修キットで穴を塞ぐことが出来ますが、チューブドではタイヤの補修は基本的には出来ません。スリックタイヤであれば、タイヤに貼り付けるパッチで対処できる場合もありますが、剥がれてくるのであくまで応急措置です。
ブロックタイヤの場合はチューブレス補修キットを使って穴を塞ぐことはできますが、補修用のプラグで穴を埋めるタイプの場合、プラグがチューブに穴を開ける可能性があるため、使わない方が良いでしょう。
チューブレス・チューブレスレディタイヤの場合
チューブレス・チューブレスレディタイヤがパンクした場合の対処方法は、
- チューブレス補修キットで穴を塞ぐ
- チューブドにする
というのがメジャーです。
チューブレス補修キットはタイヤメーカーなどから発売されていますが、使いやすいのはLezyneのチューブレスタイヤ修理キット。
タイヤリーマーとプラグ、ケースがついて実売で2,000円ほど。プラグの単体販売もあるので、コスパも高いです。
コスパが高いのが良いのであれば、Panaracerのチューブレス用パンク修理キットもオススメ。使い方はLezyneのと同じですが、プラグの代わりにシートをハサミでカットしてゴムのりで補修するタイプなので手間がありますが、価格がLezyneよりも安いのがオススメです。
なお、どちらもMTB向けなのでブロックのグラベルタイヤでないと使うことが出来ません。
また、クリンチャー用のパンク修理キットは「インナーチューブに使う」ものですので、チューブレスタイヤの穴を塞ぐことは出来ません(出来たとしてもすぐに外れてしまうでしょう)。
ライド時にはどのパンク修理キットを携帯すれば良い?
グラベルロードバイクは悪路を走るため、ロードバイクよりもパンクリスクが高くなります。
クリンチャータイヤ(チューブド)の場合は予備チューブを携帯するしかありませんが、複数回パンクすることも考えて、チューブ補修パッチは携帯しておいた方が良いでしょう。
チューブレスの場合は、「チューブレス補修キット」と「交換用チューブ」があれば基本的にはOK。ピンポールくらいの穴ならチューブレス補修キットで補修して、3mm以上の裂け目やサイドカットしてしまったらチューブドにするというルールにすると良いでしょう。
なお、チューブレスはシーラントを補充するので、チューブドにする際に手がシーラントまみれになります。補修キットと一緒にビニール手袋も一緒に携帯しましょう。
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