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グラベルロードバイクに最適なライトの選び方

ロードバイクとは違った環境を走るグラベルロードバイクでは、ライトの選び方も少し異なります。今回は、特にグラベルを走る前提で、ライトの選び方を解説します。

更新日: 2023.7.4公開日: 2022.11.11

グラベルロードバイクのライトを選ぶ際のポイント

グラベルロードバイク用のライトは、基本的にはロードバイク用のものを使いますが、走行環境が異なるため選ぶ際にいくつかポイントがあります。

  1. 明るさ
  2. バッテリーの持ち
  3. 充電方法
  4. 取り付け方法

ロードバイクよりも明るいライトがオススメ

舗装路を走るロードバイクでは、街灯がある道を走ることが多いですが、グラベルでは街灯がないことがほとんど。街灯がない道は真っ暗闇で何も見えず、走行がとてつもなく怖いです。路面の変化に気づかず滑って落車をしたり、木にぶつかったりするリスクがあります。

そのため、グラベルロードバイクのライトは、ロードバイクのライトよりも明るいライトを選ぶのがおすすめです。最近は手頃な価格で明るいライトが販売されていますが、800ルーメン以上のモデルを選ぶと良いでしょう。

バッテリーの持ちも重要

舗装路ではライトは自分の視界を得るためというよりかは、対向車などに存在を知ってもらうためという意味が多いですが、街灯がない道をグラベルロードバイクで走る場合は、ライトだけが光源です。

ですので、途中でライトがバッテリー切れになってしまうと暗闇の中を走ることになるので、バッテリーの持ちが非常に重要になります。

ライド時間にもよりますが、日が落ちてからもグラベルを走る場合は、最大光量で5時間以上持つライトを、そうでない場合も、グラベルライド中に日が落ちてしまうケースを想定して、最大光量で3時間以上はバッテリーが持つライトを選びましょう。

使いながら充電出来るモデルがベスト

万が一ライト本体の充電が切れてしまったら、予備のライトを使うかモバイルバッテリーを使って充電しながら使うのが一般的です。

光量が高いライトは値段がするので、予備のライトまで持っているとコスト的に厳しい場合は、モバイルバッテリーで充電しながら使えるモデルを選びましょう。

モバイルバッテリーは、最近は1,000円ほどで購入できるので、高性能自転車ライトを二つ買うよりかは安上がりです。

取り付け方法にも注意しよう

ロードバイクでは見た目的にもスッキリするため、サイコンマウントの下にライトを取り付けるのが流行ですが、光量が高い重めの自転車ライトを取り付けて、段差の多いグラベルを走るとマウントが折れてしまうリスクが高くなります。

また、グラベルロードバイクではキャンプやツーリングに行く場合は、フロントバッグを取り付ける時はマウントは外すことになるので、ハンドルバー上や、フロントフォーク横など、積載の邪魔にならない部分にも取り付けが出来るライトを選ぶと汎用性が高くなります。

サブライトも充実させよう

リアライト、ヘルメットライトなども活用しよう

一人でグラベルを走る際はあまり問題ないですが、グループでグラベルを走る際や、舗装路ではリアライトがあるとないとでは、他人からの視認性が全く異なります。

道交法的にも「リフレクターかリアライト(赤色を点灯)」が義務付けられているため、リアライトは必ず使うようにしましょう。

また、林道などを走る際は、車体に付けたライトだけでは対向車が気づいてくれないことがあるため、自転車よりも高い位置で照らすことが出来るヘルメットライトもあると安心です。

予備ライト・モバイルバッテリーも忘れずに

グラベルを走る際は、街灯がある明るい幹線道路からかなりの距離を走ることが多くなります。日中にライドが終わる場合は良いですが、長めのライドで日が落ちてからも走る場合は、ライトが充電切れになると致命的です。

予備のライトやモバイルバッテリーも忘れずに携帯するようにしましょう。

セーフティライドを心がけよう!

ロードバイクのように速度が出て、MTBのように悪路を走ることができるグラベルロードバイクでは安全性を高めることが重要です。安全性を高めるアクセサリやライド方法に関する記事です。

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