グラベルロードバイクに最適なスタンド・キックスタンドまとめ
ツーリング用途でも使われるグラベルロードバイク。使っているとやはりスタンドは欲しくなります。今回は、グラベルロードバイクに最適なスタンドやキックスタンドをまとめました。
更新日: 2023.11.21公開日: 2022.10.21
目次
グラベルロードバイクに取り付け可能なスタンドの種類と価格帯
センタースタンド(チェーンステー取り付けスタンド):3,000円程度
クロスバイクなどで取り付けている方が多いのが、BB下とチェーンステーの間のところに取り付けるタイプのキックスタンド。
キックスタンドで走行中はチェーンステー下にスタンドが隠れるので見た目的にはスマート。しっかり固定するのである程度の安定性もあります。値段はやや高めですが、自転車パーツとしては高くない部類です。
ただ、フレームに高めのトルクで取り付けるため、カーボンフレームでは使うことが出来ないほか、製品によってチェーンステーの厚み、チェーンステー間の幅に制限があるので、どんなグラベルロードバイクでも使えるわけではありません。
特に、太いのタイヤを装着できるMTBに近いフレーム設計の場合、チェーンステー間の幅が広すぎ(タイヤクリアランスを確保するため)て取り付けができないことがあります。
センタースタンドは、走行中に落ちてくるとクランクにぶつかってしまうため、スタンドが硬めになっていることが多いため、安心して使うことが出来ます。
リアキックスタンド(シートステー・チェーンステー取り付けタイプ):2,000円程度
クロスバイクでお馴染みなのが、チェーンステーとシートステーがつながる三角形の部分を利用したキックスタンド。2点留めになるのでかなり安定感があり、クロスバイクなどでも定番のパーツなので価格が安いのもメリットです。
こちらもフレームにハイトルクで取り付けるため、カーボンバイクでは使えません。また、見た目的に「スポーツバイクっぽくない」のは人によってはデメリットでしょうか。
リアのキックスタンドは、自転車ではポピュラーですが、スポーツバイク向けのスマートなデザインの製品は、製品によってはスタンドが柔らかめのものがあります。
スタンドが柔らかいと、グラベルなどの悪路で車体がバウンドした際に、スタンドが勝手に降りてしまうことがあり危険なので、購入前にどれくらい硬いのかはチェックしましょう。
また、形状によってはディスクブレーキのキャリパーと干渉することもあるので、グラベルロードバイクで使う場合は、「ディスクブレーキ対応」モデルを買うのがベストです。
クランクスタンド(クランク装着タイプ):6,000円程度
グラベルロードバイクのスポーティな見た目を損なわず、スマートにスタンドを取り付けたいのであれば、クランク装着タイプのスタンドがオススメ。
特殊なタイプなのでお値段はやや高く、クランクに取り付けるため強度はありませんが、バイクラックなどがないお店や駐輪場に停める際などの小休憩時に、バイクが倒れないようにするには十分です。
クランク装着タイプのスタンドは、総じて強度が高くないため、バイクパッキングで車体重量が重くなっている場合は使用を避けた方が良いでしょう。
また、クランクとペダルの間に取り付けるタイプの製品は、ペダルシャフトがクランクのペダル穴にしっかりと固定されず(スタンドの分、ペダルの嵌め込みが浅くなるため)、クランクのネジ穴を舐めてしまうケースもあるようなので、要注意です。
スタンドを選ぶ際のポイント
見た目よりも安定性を重視しよう
グラベルロードバイクはロードバイクの中でも重量があるタイプの自転車なので、しっかりと安定して立てかけられるタイプのスタンドを選ぶのが重要です。
特に、バイクパッキングで重い荷物を積載する場合は、車体重量が10kgほど追加されることもあるので、立てかけた時にパッキングした車体が倒れると自転車だけでなく大事なギアなども傷つけてしまうことになります。
フレームやパーツが傷つくのは覚悟しよう
自転車のスタンドは、車体重量を支えるだけの強度が必要なため、取り付け時もフレームにかなりの強さで押し付けるように装着します。グラベルロードバイクは自転車としては軽量ですが、それでもしっかりと取り付けないと危険です。
フレームに強いトルクをかけると、フレームの塗装が剥がれたり、凹んでしまったりするのが避けられません。
しかし、不安定なスタンドを取り付けるくらいなら無い方がマシですから、フレームが傷つく覚悟をした上で、しっかりとスタンドを取り付けましょう。
価格よりも品質を重視しよう
グラベルロードバイク向けのスタンドは、日本メーカーのものからよくわからない中華製品まで様々な製品があります。
最近は日本メーカーのものでも中国製のものがほとんどですが、それでも日本メーカーが品質管理をしているというのは大きなポイントです。
高価なグラベルロードバイクをなるべく傷つけないためにも、品質が良いメーカーの製品を選ぶようにしましょう。
グラベルロードバイクのスタンドに関するよくある質問
グラベルロードバイクならセンタースタンドを装着できる?
センタースタンドはタイヤとフレームの間に装着するため、クリアランスが広いグラベルロードバイクでは取り付けられるケースが多いですが、製品によってはフレームのチェーンステーに厚みがあると取り付けができないものもあります。
センタースタンドを購入する際は、スタンドの取り付け規格と、自分のグラベルロードバイクのサイズやクリアランスをしっかり測ってから購入するようにしましょう。
グラベルロードバイクでスタンドをつけない場合は、どう駐輪する?
スタンドをつけないで駐輪するのであれば、
- 施設に備えてあるラックにかける
- 何かに立てかける
- そのまま寝かせる
というのが一般的です。
アクセサリーでグラベルロードバイクを拡張しよう!
積載力があるグラベルロードバイクは、アクセサリで機能を追加することで、ロングライド、ブルベ、自転車キャンプなど用途を広げることが出来ます。
雨じゃなくてもつけたい!グラベルロードバイクにフェンダー(泥除け)をつけるメリットと選び方
未舗装路を走るグラベルロードバイクではフェンダーを取り付けるカスタムがメジャーです。今回は、なぜフェンダーをつけると良いのか、そのメリットと、選び方をまとめました。
バイクパッキングはキャリアスタイルとバッグスタイルどっちがいい?
グラベルロードバイクが人気の理由の一つに、自転車一つで旅に出る「バイクパッキング」があります。今回は、バイクパッキングでのスタイルの違い、それぞれのメリット・デメリットをまとめました。
本格的なグラベルに行ったり、自転車旅行をしようと思うとどうしても発生するのが輪行。今回は、グラベルロードバイク用輪行袋の選び方と輪行する時の注意点をまとめました。
積載力が高いグラベルロードバイクでは、ダウンチューブ下にもダボ穴がありボトルケージを取り付け出来ます。ただ、ダウンチューブ下は駆動系があるためボトルケージの形状など独自の選び方があります。
出先でのパンクトラブルに対応するために必須なのが携帯ポンプ。グラベルロードバイクは、ロードバイクとは違った観点で、携帯ポンプを選ぶ必要があります。
いろんなものを積載してサイクリングやツーリングが楽しめるグラベルロードバイク。中でもボトルケージを上手く使うと、バッグ類を使わないでスマートに積載をしてライドを楽しむことが出来ます。
長距離を走ったり、未舗装路を走ったりするグラベルロードバイクは、ロードバイクともちょっと違った備えが必要です。今回は、グラベルロードバイクに常備したいツール・アクセサリをまとめました。
グラベルロードバイクを買ったら、買い物やキャンプ、ツーリングなど「たくさんの荷物を持ってライドしたい」と思うものです。今回は、そんな希望を叶えることが出来るリアキャリアを取り付けるリアキャリアの選び方をまとめました。
アクセサリーでグラベルロードバイクを拡張しよう!
積載力があるグラベルロードバイクは、アクセサリで機能を追加することで、ロングライド、ブルベ、自転車キャンプなど用途を広げることが出来ます。
雨じゃなくてもつけたい!グラベルロードバイクにフェンダー(泥除け)をつけるメリットと選び方
未舗装路を走るグラベルロードバイクではフェンダーを取り付けるカスタムがメジャーです。今回は、なぜフェンダーをつけると良いのか、そのメリットと、選び方をまとめました。
バイクパッキングはキャリアスタイルとバッグスタイルどっちがいい?
グラベルロードバイクが人気の理由の一つに、自転車一つで旅に出る「バイクパッキング」があります。今回は、バイクパッキングでのスタイルの違い、それぞれのメリット・デメリットをまとめました。
本格的なグラベルに行ったり、自転車旅行をしようと思うとどうしても発生するのが輪行。今回は、グラベルロードバイク用輪行袋の選び方と輪行する時の注意点をまとめました。
積載力が高いグラベルロードバイクでは、ダウンチューブ下にもダボ穴がありボトルケージを取り付け出来ます。ただ、ダウンチューブ下は駆動系があるためボトルケージの形状など独自の選び方があります。
出先でのパンクトラブルに対応するために必須なのが携帯ポンプ。グラベルロードバイクは、ロードバイクとは違った観点で、携帯ポンプを選ぶ必要があります。
いろんなものを積載してサイクリングやツーリングが楽しめるグラベルロードバイク。中でもボトルケージを上手く使うと、バッグ類を使わないでスマートに積載をしてライドを楽しむことが出来ます。
長距離を走ったり、未舗装路を走ったりするグラベルロードバイクは、ロードバイクともちょっと違った備えが必要です。今回は、グラベルロードバイクに常備したいツール・アクセサリをまとめました。
グラベルロードバイクを買ったら、買い物やキャンプ、ツーリングなど「たくさんの荷物を持ってライドしたい」と思うものです。今回は、そんな希望を叶えることが出来るリアキャリアを取り付けるリアキャリアの選び方をまとめました。
自転車旅・自転車キャンプを楽しもう
スポーツ自転車の中では積載力があるグラベルロードバイクは、サイクリングだけでなく、自転車旅や自転車キャンプにも選ばれます。カスタマイズする際のポイントを解説します。
ロード、グラベル、MTB?自転車旅と最適なスポーツ自転車の種類の選び方
旅先を自転車で巡る「自転車旅」は、人気上昇中のアクティビティです。しかし、どのような種類の自転車を選ぶかによって、旅の楽しさや安全性が大きく変わってきます。今回は、自転車旅に最適なスポーツ自転車の種類とその選び方について解説します。
本格的なグラベルに行ったり、自転車旅行をしようと思うとどうしても発生するのが輪行。今回は、グラベルロードバイク用輪行袋の選び方と輪行する時の注意点をまとめました。
グラベルロードバイクを買ったら、買い物やキャンプ、ツーリングなど「たくさんの荷物を持ってライドしたい」と思うものです。今回は、そんな希望を叶えることが出来るリアキャリアを取り付けるリアキャリアの選び方をまとめました。
グラベルロードバイクはカスタマイズ次第でどこまで走ることが出来るようになる?
ロードバイクよりも走破性が高いグラベルロードバイク。カスタマイズ次第で、グラベルロードバイクはどこまで走ることが出来るのか、どこを走るのが楽しいのかをまとめました。
雨じゃなくてもつけたい!グラベルロードバイクにフェンダー(泥除け)をつけるメリットと選び方
未舗装路を走るグラベルロードバイクではフェンダーを取り付けるカスタムがメジャーです。今回は、なぜフェンダーをつけると良いのか、そのメリットと、選び方をまとめました。
バイクパッキングはキャリアスタイルとバッグスタイルどっちがいい?
グラベルロードバイクが人気の理由の一つに、自転車一つで旅に出る「バイクパッキング」があります。今回は、バイクパッキングでのスタイルの違い、それぞれのメリット・デメリットをまとめました。
現在の記事
ツーリング用途でも使われるグラベルロードバイク。使っているとやはりスタンドは欲しくなります。今回は、グラベルロードバイクに最適なスタンドやキックスタンドをまとめました。
いろんなものを積載してサイクリングやツーリングが楽しめるグラベルロードバイク。中でもボトルケージを上手く使うと、バッグ類を使わないでスマートに積載をしてライドを楽しむことが出来ます。
長距離を走ったり、未舗装路を走ったりするグラベルロードバイクは、ロードバイクともちょっと違った備えが必要です。今回は、グラベルロードバイクに常備したいツール・アクセサリをまとめました。